これからの家づくりのポイント！高機密・高断熱の家のメリットとデメリット 【2022-04-25更新】～住宅ローンについて～ | 【住宅ローンに強い!!】柏市、松戸市、市川市、船橋市の不動産のことなら株式会社ココリバーの不動産のことなら株式会社ココリバー

これからの家づくりのポイント！高機密・高断熱の家のメリットとデメリット 2022-04-25

こんにちは本日も木造住宅についてのお話をさせていただきます

突然ですが、これから新築するにあたって重要なのは、ずばり「高機密・高断熱」であります


省エネ性能に優れた家を建てるということは、シンプルにエコであると同時に、光熱費を節約できる経済的なメリットがあります。 
しかし、メリットばかりともいかないのが現実
 

そこで今回は、高気密・高断熱の家のメリットとデメリットについて解説していきます

注目される高機密・高断熱の家のメリットとデメリット 

木造軸組立法など在来工法で建てられた木造住宅では、腕のいい大工さんが建てた家であっても、目に見えないわずかな隙間が生じてしまうことがありました。 
そのため、窓を閉めて暖房をつけていても冬は寒く、夏は冷房の冷気が屋外に逃げるので冷暖房効果が低くなってしまうという悩みを抱える方が多かったです。 

また冷暖房効率が低くなることでエネルギー消費量が高くなり、地球温暖化対策としては厳しい一面があったことから、2021年4月に「改正建築物省エネ法」が施行されました。 

この改正建築物省エネ法で注目されるべき今後の家づくりでのポイントは「高機密・高断熱の家」です。 

高機密・高断熱の家のメリット 

省エネ基準を満たすために、高機密・高断熱を意識した家づくりを行うことで、冷暖房効率を高めることができます。よって夏は涼しく、冬は暖かい住環境を保つことができます。 

屋内の気密性が高い高気密・高断熱の家であれば、空気の対流による静電気が発生しづらくなるため、壁にホコリが付着しにくくなることで、掃除の手間を減らすことができます。 

高機密・高断熱の家のデメリット 

高気密・高断熱の家のデメリットとして懸念されているのが、「壁内結露」と呼ばれる、壁に断熱材を入れる際に、柱と断熱材の隙間ができることで発生する結露です。 

気密性が高いということは室内に空気がこもりやすいというデメリットもあります。
そのため、ハウスダストが室内に長時間とどまる可能性が高いのですが、2003年以降に建てられた住宅であれば、「24時間換気システム」の設置が義務付けられているので、意図的に換気システムを停止させなければ問題ありません。 

 

まとめ 

高気密・高断熱の家は、夏は涼しく、冬は暖かい住環境を保つことができるので、冷暖房効果を高めることができ、省エネに優れた家を建てることができます。 
しかし「壁内結露」や「ハウスダストの長時間滞留」などがデメリットとして存在しています。 

壁内結露については高気密・高断熱の家づくりに慣れている工務店に依頼する。ハウスダストの長時間滞留については、24時間換気システムを活用することで対処することができます。 


 

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ページ作成日　2022-04-25