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住宅購入における必要な間取りの考え方
住宅購入における必要な間取りの考え方
「住宅を購入する際に間取りはどのように考えれば良いの?」「おしゃれだけど本当に必要な機能なのか知りたい」
住宅の購入を検討している人の中で、このように考えている人もいるのではないでしょうか。

そこで、今回の記事では住宅を購入する際の間取りの考え方や、本当に必要な機能について紹介しています。
この記事を読めば、住宅を購入する際に本当に必要な間取りの考え方について網羅できますので、是非ご一読ください。

生活スタイルをイメージして必要な間取りを考える


それぞれの家庭によって生活スタイルは変わるでしょう。
どのような生活スタイルをイメージしているのか、どのような暮らしを実現したいのかをしっかり考える必要があります。
そのため、以下5つのポイントに絞って間取りを考えることが大切です。

・家族構成

・動線

・収納

・家具や家電の配置

・水回りの数

家族構成

住宅を購入する際に、家族構成は間取りに大きな影響を与えます。
住宅を購入する時点での家族構成だけではなく、将来のことまで考えて間取りを考える必要があります。家族構成の変化について大きく分けると2つあると考えられるでしょう。

子供の成長
まずは子供の成長です。住宅を購入する時点で子供が未就学児で子供部屋が不要だとしても、小学校や中学校に進学した時には子供部屋が必要になるでしょう。
また、子供が増える可能性もあるため「何人の子供を想定しているのか」を考え、子供にとってもストレスのない部屋づくりや、間仕切りを設けるなどの工夫が必要になります。

更には、住宅ローンを30年で組む場合、子供が自立してからも自分たちはしばらく住み続けることになります。そのため、子供が自立した後の子供部屋の使い道や利便性を考慮したうえで間取りを検討するのが良いでしょう。

親との同居
次は親との同居です。住宅を購入する時点で両親との同居が決まっていなくても、将来的に自分の親もしくは配偶者の親と同居することになるかもしれません。

国交省の調査によると、既婚者とその親との同居率は全体の約23%という結果になっています。親との同居を見越して家づくりをする場合には、段差を減らしたり手すりを設けたりする必要があります。
自治体によってはバリアフリー工事を実施する際に補助金を受け取れる場合があるため、事前に確認しておきましょう。

動線

住宅を購入する際には様々な動線に気を付けることで、生活の利便性が向上します。
今回は3つの動線について紹介します。

家事の動線
家事の動線とは、洗濯や掃除などの家事における動線のことです。
例えば、1階に洗濯機置場があって2階に洗濯物を干すサンルームやバルコニーがあると、洗濯物を1階から2階に運ぶ手間がかかります。また、乾いた洗濯物をたたんで収納棚にしまう作業も発生します。

このように、洗濯一つとっても様々な工程があるため、すべての家事を効率よく行えるような家づくりにすることで、時短にもなり家事の負担が軽減するでしょう。

生活の動線
生活の動線とは、暮らしている中で家事以外に行われる動きにおける動線のことです。
例えば、リビングからトイレの距離やお風呂上りに飲み物を飲むための冷蔵庫の位置などが挙げられます。

このように、毎日をどのように過ごしているかによって部屋の配置なども変わるため、間取りの設計に入る前に快適な生活動線を考えてみるのがおすすめです。

来客の動線
来客の動線とは、家族以外の人が家に来た際の動線のことです。例えば、玄関から客間に行くまでにキッチンなどのプライベートな空間が見える、洗面所から室内干しが見えるなどが挙げられます。
来客が少なければそこまで意識する必要はないかもしれませんが、来客が多い場合には間取りの工夫が必要になるでしょう。

収納

住宅を購入する際、収納スペースは重要な項目と言えるでしょう。
特に女性や多趣味な人にとっては、収納するスペースがないと生活感丸出しの部屋になってしまいます。
今回は3か所に分けて収納の重要性を紹介します。

玄関の収納
玄関は家族だけではなく来客があった際や宅急便の人など、多くの人が見るためスッキリとした空間にしたい人が多いのではないでしょうか。

玄関の収納には、シューズクロークだけではなくベビーカーやゴルフバックを収納するための土間収納、毎日着るコートを収納するためのハンガータイプの収納などが挙げられます。
土間収納については、ベビーカーやゴルフバックを使い続ける年数なども考えて、最低限の広さにすることで無駄な面積を使わずに済みます。

リビングの収納
リビングは家族が最も多くの時間を過ごす場所と言えるため、生活感丸出しの部屋ではなく、見えてしまうなら「見せる収納」にすることでおしゃれな空間を作り出すことができます。

その他にも、カウンターキッチンのカウンター下の有効活用や、観葉植物などのワンポイントアイテムを置くだけでも雰囲気が良くなります。多くの時間を過ごすリビングでは、快適で居心地の良い部屋づくりを目指せると良いでしょう。

水回りの収納
洗面所やトイレなどは来客があった際に使う可能性があるため、綺麗にしておくことで好印象を与えることができます。例えば、トイレットペーパーやシャンプーなど買い溜めしているストック分を収納するために床下収納を活用するなどの方法が挙げられます。

ストック品以外にも使用頻度が低いものは目につかないような収納ボックスを利用するか、タオルなどは見えたとしても綺麗にたたんで収納しておくことで好印象を持ってもらえるでしょう。

家具や家電の配置

住宅を購入する際には、家具や家電の配置をあらかじめ決めておくことが大切です。
配置を考えずにコンセントの位置や数を決めてしまうと、家具や家電が置けなかったりコンセントがないことで使用できなかったりします。

特にキッチン周りでは冷蔵庫やオーブン、食洗機、ジューサー、コーヒーメーカーなど多くの家電を使うことになるため、多めにコンセントを作っておくと良いでしょう。快適な暮らしをするためにも、生活を具体的にイメージしてコンセントの位置、家具や家電の配置を検討しましょう。

水回りの数

住宅を購入する際には、水回りはできるだけ近い場所にまとめることで工事費を抑えることができます。また、湿度が上がりやすくなる要因をまとめることで、他の部屋の湿度を軽減する効果もあります。

更には、料理をしながら洗濯をする、洗濯をしながらお風呂に入るなど家事の効率を上げることにもつながるでしょう。水回りを1箇所にまとめることで得られるメリットがいくつかあるため、プランを検討する際に意識すると出来上がった時に快適な暮らしができます。

本当に必要な機能なのか考える


おしゃれな家づくりに憧れている人も多いのではないでしょうか。
しかし、おしゃれな間取りや必要だと思っていた機能も「住んでみたらいらなかった」と感じることもあります。

今回は多くの人が憧れを抱いているであろう以下3つの機能について、本当に必要かどうか解説していきます。

・吹き抜け

・リビングin階段

・ファミリー玄関

吹き抜け

吹き抜けがある住宅は光を多く取り入れられて明るくなり、開放感もあるため多くの人が憧れを抱いているのではないでしょうか。しかし、吹き抜けにはメリットだけではなく3つのデメリットがあることを覚えておきましょう。

2階の部屋数が少なくなる
まず、2階の部屋数が少なくなります。吹き抜けは1階の床から天井までが一体となっているスペースであるため、2階部分に部屋を設けることができません。

2階に部屋を設けながら吹き抜けを作ろうとすると、吹き抜けの空間が小さくなってしまい開放感や明るさなどのメリットが軽減されてしまいます。
十分な広さの建物で、部屋数も十分に足りている場合には吹き抜けを作っても良いかもしれませんが、部屋数が足りていない場合には吹き抜けとの優先順位を考える必要があるでしょう。

光熱費が高くなる
次に光熱費が高くなるデメリットが挙げられます。吹き抜けを作ることで通常の天井高よりも高く広い空間になるため、冷暖房効率が悪くなります。
シーリングファンや全館空調などで対策をすることはできますが、吹き抜けがない住宅と比較すると冷暖房の効率は下がります。冷暖房効率が下がることで光熱費が高くなるため、毎月の支出が大きくなってしまいます。

メンテナンスに苦労する
最後に、メンテナンスに苦労することです。吹き抜けがなければ椅子に乗ったり脚立を使ったりすることで、照明の交換や掃除をすることができます。
しかし、吹き抜けの場合には天井高が6m以上になるケースもあるため、高い脚立などを使って照明の交換や窓のふき掃除をする必要があります。

吹き抜けを作ることで明るく開放感のある住宅になることは間違いありませんが、日々のメンテナンスのことまで考えて採用の有無を検討すると良いでしょう。

リビングin階段

リビングin階段を設けることで、家族内のコミュニケーションが増え開放感も生まれるため憧れている人も多いのではないでしょうか。リビングin階段にもメリットだけではなくデメリットがあるため、3つ紹介します。

プライベート空間が確保できない
まずプライベート空間が確保できないことです。2階に上がる際に必ずリビングを通る必要があるからです。
例えば、子供が友人を連れてきた際などにリビングでくつろいでいたとしても、子供部屋が2階にあれば必ずリビングを通ることになります。そのため、すっぴんでくつろぐことに抵抗を感じる人も多く、くつろげるスペースが減ってしまうでしょう。

冷暖房効率が悪い
次に冷暖房効率が悪いことです。吹き抜けと共通している部分がありますが、リビングin階段にすることで1階と2階がつながってしまいます。

リビングin階段でなければ、部屋ごとに扉で仕切られており冷暖房効率が落ちることがありません。そのため、リビングin階段を設ける場合は階段の前にカーテンを設置するなどの工夫が必要になります。

せっかくおしゃれな住宅にするためにリビングin階段を採用しても、カーテンを設置することで台無しになってしまうこともあるため注意が必要です。

音漏れがする
最後に、音漏れがすることです。リビングin階段はリビングと2階がつながっているため、双方の音が伝わりやすくなってしまいます。特に家族内で生活リズムが異なる場合には、注意点として覚えておきましょう。

ファミリー玄関

ファミリー玄関とは、家族が使う玄関と来客用の玄関を別々の空間にした玄関のことです。
家族用と来客用を分けることで、来客があった際に綺麗でスッキリとした玄関を使ってもらうことができます。しかし、ファミリー玄関を設けることにもデメリットがあるため2つ紹介します。

来客がなければ無駄なスペースになる
まずは、来客がなければ無駄なスペースになることです。来客が多い家庭にとっては、家族用と来客用の玄関を分けることで家族用の玄関には収納を充実させ、来客用の玄関はスッキリとさせることでメリハリをつけることができます。

しかし、当然のことながら来客が少なければそのスペースは無駄になってしまいます。
その分部屋の面積や収納スペースを確保したほうが、毎日の生活を豊かなものにできるかもしれません。来客の頻度が少ない家庭にとってファミリー玄関は不要と言えるでしょう。

靴の匂いが気になる
次に、靴の匂いが気になることです。ファミリー玄関はシューズクロークとセットになっているため、靴やアウトドアで使用するものの匂いが廊下にまで届くこともあります。

特にサッカーや野球などの外で行うスポーツを習っている子供がいる場合には、靴の匂いも強くなるでしょう。シューズクロークに扉をつければ軽減はできますが、シューズクローク内の匂いが強くなることは免れられません。匂いに敏感な人がいる家庭にはファミリー玄関はおすすめできません。

まとめ

今回の記事では、住宅を購入する際の間取りの考え方や、本当に必要な機能について紹介しました。
「憧れ」を優先しすぎないように生活スタイルを具体的にイメージしてから、住宅の購入をするのが良いでしょう。
無駄な部分に費用をかけすぎないように、デメリットにも目を向けることが大切です。

弊社は柏市、松戸市、市川市、船橋市を中心に地域密着のネットワークを活かし不動産に関わってきました。
弊社の強みは住宅ローン!借入残債がある、自己資金がない、年数が少ない…など
過去に様々なお悩みを持ったお客様も弊社で住宅ローン審査を通過した実績が多数ございます!
不動産の購入をお考えの際は是非お気軽にご相談下さい。
※こちらの記事は2023年2月時点の記事になり今後法改正などにより変更になる可能性がございます。

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